平成30年度 第108回夏季品評会~その5~

審査が終わると展示洗面器にずらっと魚が並びます。
時間は12時をまわっていますのでお腹も空いてくる頃です。

今回のお弁当は

こんな感じでした。いかがでしたでしょうか?

お弁当タイムが終わると展示洗面器に並んだ魚を見ながらあちこちで会話が弾んでいました。


歓談のさなか、会場某所では今回も取り立てがされていたようです(笑)。

※写真はフィクションです^^。

そして表彰式が始まりました。

らんちう部門、当歳小の部から・・
東大関は高知の川村さんです。

川村さんは西大関も獲得されワンツーフィニッシュでした。

(川村さんコメント)
この夏季品評会は東大関を狙って魚をもってきました。
4月半ばに採卵した魚で、持って行く魚は一昨日(大会日前)に選び、ちょうど夏季品評会にベストな雰囲気の魚だったのかなと思います。
今年でらんちゅう飼育25年ですが良い魚を選ぶ時が一番楽しいし、自分が作った魚がお披露目できるというのもこの趣味の楽しみと思って頑張っています。

当歳大の部・・・
東大関はこれまた高知の浜口さんでした。

浜口さんも西大関を獲得されワンツーフィニッシュでした。
今年は高知勢強いぜよ~^^

(浜口さんコメント)
この魚は2月15日に採卵した魚でした。
前々から迫力のある魚を作りたいと思って試行錯誤していました。
西大関の魚は尾が狂ってくるタイプで2年くらい前から(東大関の)この尾に取り組んできました。
今日の東大関の魚は勝負!と思って持ってきましたが東大関が取れてよかったです。

二歳魚の部・・・
東大関は、やったぜ!初の東大関獲得! 徳島の黒田さんでした。

(黒田さんコメント)
飼育しはじめて4年目で初めて東大関が取れました。
東大関は取りたいと思っていたのですが、いざ取ってみると嬉しいというか気恥ずかしいというか自分の魚でいいのだろうか・・・という気持ちになりました。
この魚は当歳の時は2番手、3番手の魚だったのですが昨年の冬眠前に良い雰囲気の魚だなと気にしながら今年になってから育ててきました。
先輩方の育成方法を参考にしながら餌はフードタイマーでやったり時間があるときは手やりで夜中までやった時もありましたが、その結果もあってか東大関が取れてよかったです。

親魚の部・・・
東大関は香川の田中さんです。

田中さんは昨年の総合優勝者で、西大関を獲得されてワンツーフィニッシュでした。

(田中さんコメント)
去年、この大会で親魚の部で東大関だった魚が今回西大関になってしまい、自分が持ってきた違う魚が東大関になってしまいました。
同じ魚で連続して東大関を取られず、自分で自分の首を絞めた形になってしまいました。
らんちう飼育は命をかけてやってますので東大関が取れたことは嬉しかったです。

続いて、オランダの部、京都系らんちうの部の表彰が行われました。

各部門の優等魚入賞者の方々です。

■らんちう当歳魚小の部

■らんちう当歳魚大の部

■らんちう二歳魚の部

■らんちう親魚の部

■京都系らんちう二歳魚の部

■オランダ二歳魚の部

また、優秀と認められる魚に贈られる「徳島新聞社賞」はらんちう当歳魚大の部、東大関の魚と決まり愛錦家の浜口さん(高知)に授与されました。

入賞されたみなさんおめでとうございました。

表彰式も無事におわり、会長のお礼の挨拶を持って散会となりました。

遠路暑いなかご参加、出陳いただきました県内・県外会員のみなさま、ありがとうございました。

次回は9月2日秋季品評会となります。
多数のご来会を心よりお持ちいたしております。