平成28年度秋季品評会 会場設営編
平成28年9月4日という日。
この日のために寒い時期から種魚を起こし、
今日は産むかな、産むかな・・・と、早朝眠たい目をこすりながらの採卵の日々。
目を凝視して毛子を選別し、
毎日餌をやり、水を変え、精一杯育ててきた逸錦たちの晴れ舞台です。
家を出て車のフロントガラスから空を見上げると
秋空は鈍色(にびいろ)にして今にも雨が落ちてきそうな雲行き。
品評会場へ向かう途中から土砂降りの雨になりました。
少し進めば雨は小康状態になりましたが、このような天気になるのかなと
危惧しながらの道のりでした。
午前8時30分。
会場に県内会員のみなさんが集まっていただき、什器を積んだトラックが
到着すると効率よく手分けをして会場設営が始まります。
秋季品評会は夏季品評会の時に加えオランダ当歳、京都系らんちう当歳の部門が
追加されるので脚立や洗面器の数、使う水の量も増えるんです。
会場では審査が終わった金魚が並ぶステージを設営中です。
こちらでは審査盥の設営をしていただいています。
配置が終わった洗面器は綺麗に水洗いをして
どんどんステージが出来上がっていきます。
いつも丹精込めた魚を作られている矢野さん。
いい笑顔です^^。
魚の受付場所の設営をしてくれている若手エースです^^。
真剣に何か打ち合わせ中のようです。
こちらでも絡まっているエアーのホースを解くのに真剣!
魚溜まりの表札も
ステージの番付もセットされ、
県内、近府県の愛錦家のみなさんをお迎えする準備が整いました。
午前9時30分。
すでに遠路来会されている会員さんもいるようです。
まもなく「逸錦の競艶」がはじまります。